鬼滅の刃のかなおちゃんがかわいいと話題になっていますね。ここではかなおちゃんの魅力をいくつか見ていきます。しかし、かなおちゃんにも壮絶な過去がありました。その過去にも触れています。
【鬼滅の刃】無口でも、にこにこしてる『かなお』がかわいい
かなおの印象は初めは無口というか、ほとんど話すことはなかったようです。
人に話しかけられた時もコインを投げて、話すか話さないかを表か裏で決めてましたね。
「自分で決めて話す」ということをまったくしなかった。
でも、そんな無口なかなおですが話さなくてもいつもにこにこしていました。
無口で無表情だったら、かなおがここまでかわいいと人気者になっていなかったでしょう。
たぶん登場したばかりのころは無表情だったのでしょう。
話しかけても黙っているかなおに怒ってしまう人がいたので、意識してにこにこするようになったのかなとも考えられます。
にこにこしてたら黙ってても相手が怒りだすということはないですものね。
【鬼滅の刃】透明感がある『かなお』がかわいい
はっきりしない性格のせいか、どこか透明感があり可憐な雰囲気がします。
涼しげな雰囲気でおとなしい、ただにこにこしているだけの子は神秘的な感じに見えます。
命令されたら言いなりですぐに動くっていうところも、どこか人間離れしたように思います。
かなおは、自分に無関心のネグレストの親の元に生まれ、あげくに売られて捨てられたというひどい状況の中で生まれ育っています。
生まれた時からそんな状況だと自分の心を閉ざさないと生きていけなかったのでしょう。
それで「もうどうでもいいの。」と根本的に考えるようになったのかもしれません。
炭治郎と出会う前のかなおの心は本当に空っぽだったのでしょう。
そういう儚さのある雰囲気が透明感に感じられるんですかね。
しゃべらなくてもせめてにこにこしているのは、他人との摩擦を避けるためのかなおなりの知恵なのかもしれませんね。
炭治郎に「表が出たら、かなおは心のままに生きる」と言われ、
このとき炭治郎が投げたコインを‘きゅっ’と抱きしめるんです。そんなところがかわいいですね。
コインを‘きゅっ’と抱きしめるかなおは、そうしてしまった自分に驚いて慌ててしまって縁側から転げ落ちてしまいます。
「どうでもいいの。全部どうでもいいから、自分で決められないの。」と言うかなおですが、炭治郎に「がんばれ!!人は心が原動力だから、心はどこまでも強くなれる!!」と言われ初めて自分で考えて動くということを感じて動揺したんでしょうね。
【鬼滅の刃】湯吞みを頭に乗せられた『かなお』がかわいい
蝶屋敷での訓練で、‘相手より先に湯飲みを取って相手にかける’という反射神経を鍛える訓練がありました。
かなおはずっと勝っていたんですが、全集中の呼吸を習得した炭治郎に負けてしまいました。
炭治郎は優しいので、かなおに湯飲みの中の薬湯をかけるのではなく、かなおの頭に湯飲みを乗せるんです。
その後かなおはすぐに自分の頭から湯飲みを取らずにキョトンとしてるんです。
その表情のかなおが、すごくかわいいです。
炭治郎に負けたけど、優しさから薬湯をかけずに頭にのせられたことがすぐに受け止められなくてぼ~っとしていたのかもしれません。
炭治郎・善逸・伊之助・玄弥らと同期であり、胡蝶しのぶの“継子”として認知されている栗花落かなおは、実力的にもかわいさ的にも今後はヒロインの1人になりそうな予感がしますね。
胡蝶しのぶの所で働く少女やかなおちゃんは、おそろいの蝶の髪飾りを付けていますが、これがかわいいですね!
継子とは才能を見出された隊士が柱の元で直々に育て上げる制度。
ほんの一握りの隊士しかなれない、将来有望な人物。
かなおちゃんもその一人です。
かわいい上に継子として将来が期待されるかなおちゃんは、‘カクシ’と呼ばれる部隊の指揮にもあたっています。
‘カクシ’とは戦闘後の事後処理を行なう為の部隊です。
那田蜘蛛山編で‘カクシ’として任務中に、かなおちゃんは初めて禰豆子と会いました。
禰豆子は鬼だというのに凶暴性がなく悪意が感じられないので、一瞬戸惑うかなおちゃんの様子もかわいかったな。
しかし、必要なこと以外の言葉は話さず何かを決める時はコインを投げて決める。
かなおちゃんはどうしてこうなってしまったのでしょうか?
それは、彼女の過去に原因がありました。
番外編を見ると、幼い頃は食べるものもろくに与えられず極貧生活を送ってきています。
両親には名前も付けてもらえず、挙句の果てには人勾引に売られてしまうという結構きつい過去の持ち主です。
その後、人勾引に連れられている途中に胡蝶姉妹と出逢い、人勾引から強奪される形で胡蝶姉妹に引き取られました。
そして、栗花落かなおという名を与えられ大切に育てられ、鬼殺隊の剣士としての訓練を受けさせてもらい成長していきます。
推察するに、こういう過去の境遇から感情が育たず、言われた事以外の事が出来なくなる、またはあえて何も反応しようとしなくなってしまったのかな?と思われます。
しかし、胡蝶カナエは『きっかけさえあれば人の心は花開くから大丈夫。いつか好きな男の子でも出来たらかなおだって変わるわよ』と言ってました。
実力も有りかわいいかなおちゃんのこと、きっとそうなるでしょうね。