『片羽の蝶』の伊黒小芭内が甘露寺蜜璃を心配する話(ネタバレあり) ④

鬼滅の刃
鬼滅の刃 吾峠呼世晴/集英社より引用

甘露寺蜜璃の様子がいつもと違うことに、周囲は心配します。特に伊黒小芭内胡蝶しのぶが親身になって聞きます。甘露寺蜜璃の優しさを感じて、心なごむお話です。

伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の想いが素敵すぎます。きっと来世では幸せに結ばれるでしょうね^^

また、漫画村のようなサイトやzip、rar、pdfで問題なく読めるのかどうかもお伝えしています。

第3話「甘露寺蜜璃の隠し事」あらすじ④

胡蝶しのぶに本心を伝える甘露寺蜜璃

「甘露寺様、ようこそお出で下さいました。しのぶ様がお待ちです」

蝶屋敷に着くと、いやに困り顔の神崎アオイが訓練場へと蜜璃を案内した。

蜜璃は動揺しつつも、内心小首を傾げた。

何故、訓練場なのだろう、、、。

訓練場はその名の通り、傷ついた隊士に対し機能回復訓練などを行なう側ら、しのぶ自身の鍛錬や継子との稽古に使われている道場だ。

蜜璃が蝶屋敷を訪れたのはこれが初めてではないが、訓練場に呼ばれたのは初めてだ。

心配そうな顔でアオイが立ち去ると、蜜璃はおずおずと訓練場に繋がる引き戸を開けた。

 

「あのう、、、しのぶちゃん?」

「こんにちは。甘露寺さん」

果たして、広い道場の真ん中にしのぶはいた。

側らに二本の竹刀を置いて座している。

そこに、いつもの笑顔はなかった。

冷ややかにも思える表情でこちらを一瞥すると、二本の竹刀を取ってすっと立ち上がり、その一方をこちらに投げてよこした。

反射的に利き手でそれをつかんでしまう。

しのぶは相変わらず硬い表情のまま、

「少々、お手合わせをお願いできませんか?」

そう問いかけてきた。

一応、請うる形ではあるが、こちらの返答は素より必要としていない様子だ。

しのぶの構えた竹刀の先が蜜璃を捉える。

「えっ、、、? な? えっ? しのぶちゃん?」

状況が分からずおろおろしている蜜璃を尻目に、しのぶが音もなく踏み込む。

瞬時にその間合いに入ると、蜜璃の握っている竹刀を叩き落とした。

道場の床を竹刀が穿つ低い音が響きわたった。

「、、、今のは」

呆然と佇む蜜璃に、しのぶが鋭い視線を向けてくる。

「半分の力も出していません。普段の甘露寺さんなら、いくら油断していても簡単に避けられたでしょう」

「、、、あ、、、えっと」

しのぶの声は硬く、咎めるようだった。

蜜璃が狼狽える。

「呼吸が上手く使えていないようですね」

「そ、それは、、、あの、、、」

あまりにも的確に言い当てられ、蜜璃がますます萎縮する。

しのぶは聞こえないほどのため息を吐くと、竹刀を下ろした。

ひんやりとした視線を蜜璃の全身へと向ける。

「顔色がよくありません。頬もこけています。筋肉の維持に必要な栄養を取っていないせいではありませんか?」

「!!」

「私は剣士として決して強い方ではありません。ですが、甘露寺さんは違う。のびのびとした自由な太刀筋も、驚くほど柔軟な筋肉も、持って生まれた力の強さも、何より真っ直ぐすぎる程真っ直ぐな性格が、アナタを優れた剣士足らしめている、、、」

 

蜜璃がぐっと押し黙る。

甘露寺さん、としのぶが感情の伺えぬ声で呼びかけてきた。

「どうして、自ら弱くなろうとしているんですか?」

蜜璃の心臓がドキリと跳ね上がる。

恐る恐るしのぶを見ると、しのぶの方でも蜜璃を捉えた。

 

ごくりと唾を飲み込む音が、他人のそれのように聞こえる。

話すなら、今しかない。

でも、、、、

ダメ、、、言えない、、、言えないよ。

正直に話せば、逆にしのぶを傷つけることになってしまう。

しのぶに嫌なこと、悲しいことを思い出させてしまう。

いや、違う。本当は話すのが怖い。

しのぶの為だと言いながら、本当は自分の為だ。

すべてをさらけ出して、大好きなしのぶに嫌われてしまうのが怖い。

今までの親しい関係が壊れてしまうのが怖い。

友を失うのが怖くて堪らない。

しのぶの視線を避けるようにうつむいてしまった蜜璃が、震える利き手をもう一方の手でギュッと握りこむ。

どうしよう、、、何か、別の理由を、、、

そう思った瞬間、耳元で声がした。

「かっこよかったよ!!」

あっ、、、、、

蜜璃が弾かれたように顔を上げる。

まだ駆け出しの自分を誰よりもかっこよかったと言ってくれた少年。

鬼から少年とその母親を助けられた時、心の底からほっとした。

生きていてくれてうれしかった。

家族といる以外で、ここにいてもいいと思える場所がようやく見つかった気がした。

「ありがとう」

その言葉を言いたかったのは、むしろ自分の方だ。

ダメだよ、、、噓なんか、つけるわけない。

そんなことをしたら、自分はもうここにはいられない。

この先、しのぶと向き合うことも出来ない。

ちゃんと言わなきゃ、自分の気持ちを、、、ちゃんと。

蜜璃はギュッと一度目を瞑ると、同僚の目を真っ直ぐに見つめた。

 

「、、、しのぶちゃん」

私ね、と言っただけで口の中がカラカラになった。

自分でも自分の声が上ずっているのが分かる。

 

「私、、、聞いちゃったの、、、隠の人たちから、しのぶちゃんのこと」

「・・・・・・・」

しのぶは相変わらず硬い表情で蜜璃を見つめている。

そこからは、わずかな感情の揺らぎも読み取れない。

仮に、完全に己の感情を制御出来ているのだとしたら、そうなるまでにどれほどの修練がいったのだろうか。

両親を目の前で鬼に惨殺され、最愛の姉までも奪われた少女。

切なさと痛ましさに怯みそうになる心を、蜜璃は懸命に押し留めた。

「、、、私、自分の入隊理由がすごく恥ずかしくて、、、殿方とか、恋とか、、、しのぶちゃんにも申し訳なくて。こんなんじゃダメだって思ったの。もっと、ちゃんとしなきゃって、、でも」

恋を封じた自分は、驚くほど弱くなった。

恋の呼吸は思った以上に深く、蜜璃の心と結びついていた。

「今、ようやくわかったの。それじゃぁダメなんだって。私は私のまま強くならなきゃダメなんだって。でなきゃ、誰も守れない」

大好きな人に拒絶されるのを恐れて、本当に守るべき人たちのことを蔑ろにした。

折角、もらった力を強さを無意味に弱め、またしても自分を偽って生きようとした。

己を偽ることなく生きて行ける場所で、父と母が授けてくれたこの力を、たくさんの人を守る為に使うと、そう決めたはずなのに、、、。

「これが私なの!甘露寺蜜璃なの!色んな人にときめいて、いっぱい食べて、力も強くて、、、でも、、私、私は、、、」

「・・・・・・・・・」

「しのぶちゃんのこと、、、大好きだからね?」

 

そう言い、蜜璃が口を閉ざすと「・・・・・私の」しのぶの真っ白な喉が小さく動いた。

「私の他にも、隊には、肉親を鬼に奪われた方が大勢います」

静かな声に、蜜璃の胸がズキンと音を立てる。

アオイや、すみ、きよ、なほも鬼に家族を殺され、他に行き場がなくてここでともに暮らしています」

再びうつむいてしまった蜜璃の耳に、ですが、と柔らかな声が届く。

「私もあの子たちも甘露寺さんの境遇を妬んだりしません。甘露寺さんの入隊理由を厭うこともありません。まぁ、初めて聞いた時には、驚きはしましたけど」

「え・・・?」

最後はくすりと笑う声が聞こえた。

驚いた蜜璃が顔を上げると、そこに微笑みを湛えたしのぶの両目があった。

硬い表情は消え、いつもの優しい笑顔が蜜璃をあたたかく包み込む。

「皆が憎しみと悲しみを抱いて、傷を舐め合っていても、前には進めない。私たちは、いつだって、甘露寺さんの明るさや笑顔に救われているんですよ?」

「しのぶ、、ちゃん、、」

しのぶの瞳の中に、今にも泣き出しそうな自分が見えた。

深い菫色の瞳は、初めて会った時と同じように、この世の何よりもキレイだった。

「だから自分を偽ったりなんかしないでください。私はそのままの甘露寺さんが大好きですよ」

耐えきれず、自分よりずっと小柄なしのぶにしがみつく。

生暖かい涙が後から後からこぼれてきた。

「しのぶちゃんしのぶちゃんしのぶちゃん!!」

「すみませんでした。試すような真似をして」

「ううん!いいの!全然、いいよ、、、私がばかだったんだから」

しのぶにしがみついたまま、蜜璃がぶんぶんと頭を振る。

しのぶはくすぐったそうに笑うと、

「これからはしっかりと食べてくださいね?」

「うん。ちゃんと食べるよ~!いっぱい食べる。それでもっと強くなるから!」

伊黒さんも心配されてましたよ?」

少々過保護なくらいに、と小声で付け加える。

「うん、伊黒さんにもちゃんと謝るね。無一郎くんにも・・・」

わあ~んと子どものように泣く蜜璃の背中を、しのぶの小さな手がとんとんと優しく叩いてくれた。

まるで幼子にそうするように。

そして、そっとささやいた。

「、、、実は、私、ずっと羨ましかったんです。甘露寺さんの体質が」

「え?」

「私にもアナタみたいな筋肉があったら、上背があったら、、、そうしたら」

「しのぶちゃん?」

「少し話し過ぎました。忘れてください」

腕の中でしのぶがつぶやく。

『そうしたら』の次に、彼女は何を言おうとしたのだろう。

痛々しいまでに強い思いが、いっそ灼けつくような思いが、そこに込められているような気がした。

柱の中で、唯一鬼の頸が斬れない剣士。

 

抱きしめたその体はあまりに儚く、いっそ子どものようで、蜜璃は更に声を上げて泣いた。

改めて胸に誓う。

自分に噓をつかずに生きよう。

そして、一体でも多くの鬼の頸を斬ろう。

一人でも多くの人の幸せを守る為に。

大好きな仲間たちと、この大切な場所で、胸を張って生きていくために。

 

 

「甘露寺さんは、なぜ鬼殺隊に入ったんですか?」

「ん?私?」

鉄地河原邸の廊下で竈門炭治郎が尋ねてくる。

鬼になった妹を人間に戻す為、鬼殺隊に入ったというこの少年の目は燃えるような赤で、とてもキレイだ。

こちらがたじろいでしまうほど真っ直ぐに見つめてくる。

 

「恥ずかしいな~。え~、どうしよう。聞いちゃう?」

蜜璃がもじもじする。

血鬼術で幼子のように小さくなった禰豆子が、不思議そうに見上げてきた。

そのさらさらの黒髪をそっと撫でる。

【鬼滅の刃(きめつの刃)】は無料で読める?漫画村の星のロミってどんな人物?

入国管理局は、著作権法違反で日本当局から指名手配された日系ドイツ人逃亡者を逮捕しました。

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【鬼滅の刃(きめつの刃)】はzip、rar、pdfなら違法ではなく読める?

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