鬼滅の刃のヒロインねずこ(禰豆子)が、126話でとうとう太陽を克服した上話せるようになってきましたね。この時点では、珠世さんやしのぶさんに人間に戻る薬を投与してもらったわけでもないので、ねずこ(禰豆子)の自力でという線が濃厚です。
そもそもねずこ(禰豆子)は、人間を喰らわなくて睡眠によって生存しています。また、あの上弦の壱の黒死牟でさえ不死川実弥の稀血に酩酊したというのに、ねずこ(禰豆子)は不死川実弥の稀血を目の前に突き付けられても耐えることが出来ました。いくら物語のヒロインと言えども、余りにも出来すぎキャラな部分が納得いかない気もします。そこで、どうしてねずこ(禰豆子)だけ、こんなに他の鬼と違うのかを考えてみました。
ねずこ(禰豆子)が太陽を克服した理由を考察してみました その①ねずこ(禰豆子)が青い彼岸花説【鬼滅の刃(きめつの刃)】
まず考えられるのは、ねずこ(禰豆子)の血がそもそも他の鬼とは違っていたのではないかということです。
ねずこ(禰豆子)の家族である竈門家は山奥に住んでいました。
その環境から、周囲に生えている山菜や草花を食していたと考えられます。
だから彼岸花も食していたのか?という事になりますが。
彼岸花には毒があります。
ヒガンバナは、7~10月頃に開花期を迎える赤色の花びらと、花が咲き終わってから葉っぱが生える特殊な性質をもった草花です。
お彼岸にあたる秋分のあ日の前後3日間だけ花を咲かせることが名前の由来で、リコリスや曼珠沙華(曼珠沙華)という別名でも知られています。
ヒガンバナは、花全体にリコリンやガラタミンなど約20種の有毒アルカロイドをもっています。
毒は特に球根に多く含まれ、毒抜きせずに食すと30分以内に激しい下痢や嘔吐に見舞われ、ひどい場合は呼吸不全や痙攣、中枢神経麻痺といった深刻な症状を引き起こします。
より引用 ヒガンバナ(曼珠沙華)の毒は危険?毒抜きの方法は? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnapヒガンバナは、その名の通り秋のお彼岸に合わせて花の見頃を迎えます。土手やあぜ道に独特の形をした赤い花がいくつも並ぶと、目にとまりますよね。 しかし、その美しい花とは裏腹にヒガンバナは毒をもっているので取り扱いには注意が必要です。今回はヒガンバナの毒性についてや毒抜きの方法などを詳しくご紹介します。
とあるように、彼岸花に毒が含まれていることは知る人ぞ知ることです。
しかし彼岸花は、毒抜きをすれば食べられたようです。
彼岸花の大きなたまねぎのような形をした球根には、デンプンが豊富に含まれています。
有毒植物なので年貢の対象外とされていたことから、食料が手に入らないときや深刻な米不足が起こった際、農民たちはイモと並ぶ貴重なエネルギー源としていたようです。
代々伝えられてきた知恵で、竈門家に限らず山奥に住んでいる人々は彼岸花を食していた可能性は充分ありますね。
それも青い彼岸花を。。。
しかし、赤い彼岸花は一般的に見ますが青い彼岸花は存在するのでしょうか?
調べてみましたが、青い彼岸花は見つかりませんでした。
鬼舞辻無惨も千年探してきましたが見つけられませんでしたからね。
しかし、炭治郎の走馬灯の中の絵に竈門家の家族と一緒に青い彼岸花も描かれています。
やはり青い彼岸花が、何かしら関係していそうですね。
ねずこ(禰豆子)の体質を研究している珠世さん曰く、
『ねずこ(禰豆子)の血は短時間で成分が何度も何度も変化している』と。
また「ねずこは近いうちに太陽を克服する」とも言ってましたね。
つまり、ねずこ(禰豆子)の血そのものが変化の根本であったために、太陽が克服出来たということでしょうか。
なぜならねずこ(禰豆子)の血で、鬼舞辻無惨に鬼化させられた人間が自我を取り戻しています。
またねずこ(禰豆子)の技である血気術には、解毒作用があります。
元々、特異なねずこ(禰豆子)の血が、鬼の毒を無毒化して更に進化していき太陽を克服したり話せるようになってきたのかもしれませんね。
『青い彼岸花』により鬼は日の下でも生きられると言われています。
となると、現状のねずこ(禰豆子)の血が『青い彼岸花』となりうる可能性もありますね。
やはり、ねずこ(禰豆子)の血は変化した結果、太陽を克服するレベルとなったと思います。
また、まだまだ謎めいている竈門家自体が代々特別な血を持っていたということも考えられますね。
いずれにせよ、ねずこ(禰豆子)の血の変化には竈門家が絡んでいそうです。
ということは、炭治郎の血も特異な血なのでしょうか。
ねずこ(禰豆子)が太陽を克服した理由を考察してみました その②伊黒小芭内が青い彼岸花説【鬼滅の刃(きめつの刃)】
青い彼岸花の生息地は、鬼舞辻無惨が千年探し続けても見つかりませんでした。
これはどういうことでしょうか。
何故なかなか見つからないのかという理由が、青い彼岸花の正体は伊黒小芭内ではないのかと、まことしやかに囁かれているようです。
その3つの根拠をお伝えしますね。
青い彼岸花の正体は伊黒小芭内 根拠①
彼岸花の別名に『蛇花(へびのはな)』という名前があります。
彼岸花は、花から根まで毒が有りますから、子どもに対して近づかないようにという思いを込めての命名と、花弁が蛇の長く赤い舌に似ているということからの命名のようですね。
そして、鬼滅の刃において『蛇』と聞くと蛇柱・伊黒小芭内が思い浮かびますよね。
青い彼岸花の正体は伊黒小芭内 根拠②
彼岸花の別名のもう一つとして『曼殊沙華(まんじゅしゃげ)』という呼び名が有ります。
『曼殊沙華(まんじゅしゃげ)』とはサンスクリット語で『天空に咲く花』という意味があり、『良いことが起こる兆しに天から赤い花が降ってくる』という言い伝えが仏教の経典にあるそうです。
そこから『天空の花』という別名も更に出来ているそうです。
蛇柱・伊黒小芭内の出身地は、八丈島です。
八丈島には、『天空の道』と呼ばれる道があります。
八丈富士を登っていくとたどり着く道で、そこはまるで空へと繋がっていると錯覚する程の神秘さを感じられるそうです。
これは、出身地からの考察ですね。
青い彼岸花の正体は伊黒小芭内 根拠③
彼岸花の開花時期が根拠のようですね。
彼岸花はその名の通り、秋のお彼岸の時期に咲きます。
秋のお彼岸とは、毎年秋分の日を中日として前後3日間の期間です。
ということは、9/22、9/23を中日として7日間です。
そして蛇柱・伊黒小芭内の誕生日が9/15なので、とても近いのです。
他には、蛇柱・伊黒小芭内は青い彼岸花自体ではなく、青い彼岸花を守る一族だったのではないかという説もあります。
今でこそ八丈島にはすぐに渡れますが、大正時代以前に島に行くということは大変だったのではないでしょうか。
そういう地の利を利用して、青い彼岸花を隠し育てていたのではないかということです。
他には、蛇柱・伊黒小芭内は、鬼舞辻無惨が殺した医者の子孫説もあります。
ここまでくると、もう何が何だか分からなくなってきますね。
しかし、ここまで深い憶測が飛ぶのは、原作者のワニ先生の緻密で深いストーリー設定によりファンの考察力が鍛えられた結果だと思います。
やはり、ワニ先生の【鬼滅の刃(きめつの刃)】の力は凄いですね!!