アニメで8話に初登場した珠世(たまよ)さん。大正時代らしい素敵な和服に身を包んだ、おしとやかで賢く美しい女性ですね。初対面では女性に疎い炭治郎でさえ赤面してました。この珠世(たまよ)さんの傍にいつも付いている書生のような男の子の愈史郎(ゆしろう)との関係が気になりませんか?今回はそこをリサーチしてみました。
愈史郎(ゆしろう)が好きな鬼の珠世(たまよ)さんってどんな人?【鬼滅の刃(きめつのやいば)】
珠世(たまよ)は、鬼舞辻無惨によって過去に鬼にされた女性です。
しかし珠世(たまよ)はその後、人間の心を取り戻し現在では医師として人を助けながら生活をしています。
珠世(たまよ)曰く、自分で自分の体をいろいろいじっており、鬼舞辻の呪いも外しているとのこと。
また、食事は少量の人間の血液(輸血用の血液)だけ摂取すれば、人を喰わずとも生きていける体質にしていると。
生きる目的は、心の底から恨んでいる鬼舞辻無残の滅殺です。
ライフワークとして、鬼を人間に戻すための治療薬の研究をしています。
今は、同じく鬼舞辻無残に鬼にされてしまった禰豆子(ねずこ)を人間に戻すべく、その研究に必要な、より強力な鬼の血を採取することを炭治郎に依頼して、人間に戻す薬を開発すべく研究をしていってます。
ところで珠世(たまよ)の容姿はとても美しいです。
でも少なくとも400歳は超えているようです。
鬼舞辻無惨を除くと最古の鬼であり、過去には鬼舞辻無惨の傍に仕えていました。
普通の鬼は鬼舞辻無惨の血による呪いによって無惨の支配下にあります。
しかし珠世(たまよ)は自分で無惨の呪いを解除する方法を発見し、呪いの解除に成功しています。
呪いによって全支配できない鬼は、無惨にとって邪魔で脅威な存在です。
なので珠世(たまよ)は、無惨一派から命を狙われています。
そういう理由で、珠世(たまよ)は「逃れもの」と呼ばれているようです。
さて珠世(たまよ)は鬼なので、当然ながら血鬼術を使うことができます。
その術は『幻術をかける』というものです。
珠世の血鬼術は、『惑血(わくち)』と呼ばれています。
幻惑系の異能です。
これは、自分の腕を自らひっかき、血流して発動します。
自らの血を媒介とし匂いが届く範囲なら無差別に影響を与えます。
その匂いによる幻惑を相手に与えて、思うがままに相手を操ります。
珠世(たまよ)の血の匂いを嗅いだ人間と鬼は、すぐに幻術にかかるようです。
この幻術は、無惨の支配下にある鬼にとっては非常に恐ろしいものです。
無惨の支配下にある鬼は「鬼舞辻無惨」という言葉を一言でも発してしまうと呪いによって体が崩壊して消えてしまいます。
珠世(たまよ)の血鬼術である幻術にかかって「鬼名辻無惨」という言葉を発してしまうと一貫の終わりですね!!
ただ全ての鬼に、珠世(たまよ)のこの幻術がかかるわけではないですが、下っ端の鬼だと珠世(たまよ)のこの幻術だけで充分片付けられます!!
この血鬼術や戦い方を見ると、珠世(たまよ)は肉弾戦は行わずもっぱら頭脳戦のようですね。
ここまでの血鬼術を生み出す珠世(たまよ)さん。
今後、禰豆子が人間に戻れるかどうかの鍵は珠世(たまよ)さんが握っていると言っても過言ではないようです。
ますます白熱してきた鬼滅の刃(きめつのやいば)の展開と、珠世(たまよ)さんの活躍に注目ですね。
ちなみに愈史郎(ゆしろう)についてはこちらに詳しく書いています!!
珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の関係は?【鬼滅の刃(きめつのやいば)】
常に珠世(たまよ)のそばにいる少年鬼?愈史郎(ゆしろう)。
珠世(たまよ)に怒られている時でも、珠世(たまよ)の美貌を賛美しているくらいの狂信的な鬼です!!
しかしこの2人はどういう関係なのでしょうか?
しかしその前に、少しだけ愈史郎(ゆしろう)について触れておきます。
愈史郎(ゆしろう)も珠世(たまよ)と同じく鬼となっています。
過去は愈史郎(ゆしろう)も人間でした。
しかし、愈史郎(ゆしろう)は鬼舞辻無残ではなく、珠世(たまよ)に鬼にされています。
愈史郎(ゆしろう)は人間であった時に不治の病を患っていました。
そして珠代から、人間ではない別の者になるとはどういう事なのかということを説明された上で、承諾して珠世(たまよ)に鬼にしてもらっています。
そういう経緯から、鬼になったとはいえ自分の命を助けてくれた珠世(たまよ)には、尊敬と感謝の念を抱いているようです。
本来の意味と少し違いますが、いわゆる『命の恩人』的な感覚ですかね。
「珠世様」という呼び方からもこの思いが伺えます。
しかし、読み進めるにつれて『恩人』以上の思いがあるように感じますが。
ちなみに『大正こそこそ話』によると・・・
愈史郎(ゆしろう)は『珠世様観察日記』というものをつけており、そこには珠世(たまよ)の行動が‘分単位’で書かれているそうです。
愈史郎(ゆしろう)にとっては珠世(たまよ)さんこそ全てなんですね。
ここで、実際のやり取りをいくつかご紹介します!
愈史郎(ゆしろう)が炭治郎たちに放った言葉です。
「俺はお前たちなどどうなったっていいんだ!」
これが愈史郎(ゆしろう)の本心でしょう。
でも珠世(たまよ)の言うことは絶対なので
「それをあの方がどうしてもというから連れてきたんだ!」
と渋々言いつけに従ったとのこと。
また、珠世(たまよ)を気遣う炭治郎の言葉も愈史郎(ゆしろう)には通じず、炭治郎に暴力まで振るってきます。
炭治郎が不躾にも珠世(たまよ)に
「珠世さんは何歳ですかぁぁぁ!?」
と聞くと、愈史郎(ゆしろう)はすかさず
「女性に歳を聞くな無礼者ぉぉぉ!!」
と怒りました。
それに対して珠世(たまよ)は
「愈史郎(ゆしろう)、次にその子を殴ったら許しませんよ」
と言っても
「(怒った顔も美しいぃぃぃ)」
と、むしろ喜んでいます。
ついには、鬼を人に戻す方法を聞こうと珠世(たまよ)に詰め寄る炭治郎を、エイッと投げ飛ばします。
「愈史郎…」と諭すような口調の珠世(たまよ)さん。
それに対して愈史郎(ゆしろう)は、
「投げたのです珠世様、殴ってません(キラキラ)」
と言い訳する有様。
またこういう場面も、
鬼を人に戻す治療法を確立するために、珠世(たまよ)は炭治郎に大切なお願いをしている時
「…まず間違いなく凶暴化します」と真剣に言っている珠世を見て
「(珠世様は今日も美しい…きっと明日も美しいぞ…!)」
と愈史郎(ゆしろう)の心の声は言ってます。
愈史郎(ゆしろう)の珠世(たまよ)への思いは、いったいどんだけなんでしょう^^;
鬼舞辻無惨ではなく、珠世(たまよ)によって鬼となった愈史郎(ゆしろう)には、呪いの代わりに何か別の執着のような物が憑いているのでしょうか。
と思ってしまいます。。